都の“公設派遣村”に宿泊7百人 大みそか、想定超え別棟開放
年末年始に住む場所がない人たちを受け入れている東京都の越年施設「国立オリンピック記念青少年総合センター」の宿泊者が大みそかの31日、約700人に達した。当初想定の500人を上回り、都はセンターの別棟を開放。新潟県出身の男性は08年末、派遣切りに遭い、年末年始は東京・日比谷公園の「年越し派遣村」へ。その後生活保護を受けながら一時アパートを借りたが、09年末の年越しも都の“公設派遣村”を頼った。
法人とか外郭団体とか作って無駄な雇用を創出するのと、無駄な派遣村を作るのと、どっちがより無駄なのか、そろそろ真剣に考えてもいいころだと思うんだが。