事業仕分けの結果を類似事業に拡大 鳩山首相
鳩山由紀夫首相は「事業仕分けの結果を類似の事業にも拡大しながら、無駄を排除し、来年度予算の編成作業を進めたい」と直近のメールマガジンで読者に伝えた。
首相は「成果が見込まれない事業はきっぱりやめる、効率化に向け組織のあり方や契約のやり方を見直す、天下り先の法人に無駄に積まれている基金などは国に返してもらうなど、やるべきことは本当に山積しています」と「(国民に)本当に必要と思っていただける事業、政策だけに厳選していく」姿勢を語り、その視点で予算編成を行う考えを強調している。
また、さきの事業仕分けを視察した感想について「議論はスピード感溢れるテンポで進められていました。丁々発止のやりとりが展開されており、しっかりと検討が深められているな、と実感しました。まさに、お互いに国民のみなさんのために仕事をしている、という熱気を強く感じました。傍聴したいけれど会場に入りきれない方々が100名を超えてセンターの外で待っておられる姿を見て、申し訳ないと思うと同時に、いかに国民のみなさんが、国民に開かれた政治を待ち望んで来られたか、その現実を実感しました」としている。
鳩ぽっぽの頭の中では、国民から拍手喝さいを受けている幻聴でも聞こえているんだろうか。
昔たまに聞いていたラジオで、DJの思いついた改善案にリスナーがイロイロ意見すると言う番組があった。
例えば、「あんなに金のかかる衛星開発なんていらない!」とかね。
お前は天気予報は見ないのか、衛星放送は見ていないのかと。
またあるときは、「やっぱ手紙は手書きだよね。これからは手書きの意見だけ受け付ける事にしようか」とか。
お前は五体満足で知らないかもしれないが、「手書き」で意見できない奴は沢山居るんだよ、そういう奴は排除か?ええ?
まあ、こんな調子で(言葉はもっと丁寧だった)叩いたもんだが。
きっと似たようなことが事業仕分けでも起こるだろうと思ったんだよね。
そして案の定、似たようなことが起こったわけだが。