市販鶏肉の42%から食中毒菌
市中で流通されている生の鶏肉の41.6%が食中毒菌の「カンピロバクター」菌に感染していることが分かった。この細菌は、下痢・腹痛などを起こす危険があり、食品医薬品安全庁(食医薬庁)が食中毒菌に定めたものだ。
食医薬庁によると、この菌は、熱に弱いため十分熱して食べれば問題がないが、まな板、・包丁・箸など調理道具や手を通じて、野菜や果物などにうつる危険があり、注意しなければならないという。食医薬庁が16日伝えたところによると、2002年~03年、ソウル・釜山(プサン)・光州(クァンジュ)・大田(テジョン)での鶏肉販売400件を調べたところ、166件でカンピロバクター菌に感染したことが確認された。
単一の食品で、特定の食中毒菌の感染率が40%以上になったのは今回が初めて。食医薬庁は、鶏肉を調理する際、別のまな板を使うようにし、シンク台周辺を水できれいに洗うなど衛生管理に格別な注意を払うべきだと指摘した。とりわけ、鶏肉の料理で使った調理道具は、沸騰する水に入れて消毒し、きちんと乾かしてから使用するのが安全だということ。
また、今回検出されたカンピロバクター菌は、抗生剤もあまりきかないことが確認されている。とくに、テトラサイクリンに対する耐性率は94.6%にのぼる。
朴泰均(パク・テギュン)食品医薬専門記者 < tkpark@joongang.co.kr >
2004.07.16 17:11
http://japanese.joins.com/html/2004/0716/20040716171110400.html
先日韓国のゴミ餃子が話題になりましたが、そもそも素材そのものが食中毒の危険性があるようです。これから韓国に旅行する人は要注意。
細菌は火を通せば殺せますが、細菌が作り出した毒素は消えません。
韓国では餃子と鶏肉料理は絶対に食べないように。
それにしても、こんなものを食べても食中毒にならないなんて、韓国人の胃はなんて丈夫だろう。