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米兵が持ち帰ったヒトラーの地球儀、1300万円で落札 1945年に米兵がナチスの独裁者アドルフ・ヒトラーの住居から回収した卓上用の地球儀が13日、オークションに掛けられ、11万5000ドル(約1300万円)で競り落とされた。サンフランシスコに拠点を置く競売会社が発表した。 出展者は元米兵のジョン・バルサミアンさん(91)で、米兵時代にドイツ南部のObersalzbergにあるヒトラーの住居に入り、土産として地球儀を持ち帰った。バルサミアンさんはことし、自身の年齢を理由に地球儀を売りに出すことを決めたという。 バルサミアンさんと知り合いというサンフランシスコ在住の78歳の男性が、競売会社に支払う15%の手数料を含め、合計11万5000ドルでこの地球儀を落札した。 専門家は、地球儀そのものの価値は1万5000─2万ドルと推定されるものの、ヒトラーの所有物だったために高い値が付いた、との見方を示した。