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菅総務相、TV捏造問題で「自浄能力、期待しにくい」 菅総務相は9日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、情報番組「発掘!あるある大事典2」の捏造問題を巡る関西テレビや日本民間放送連盟(民放連)の対応について、「放送事業者の自浄能力はなかなか期待しにくいと思った。国民の信頼を裏切りすぎているのではないか」と厳しく批判した。 菅総務相は一例として、民放連が「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の機能強化を柱とする再発防止策を発表したのは、総務省が民放連に新たな行政処分案の概要を説明してから2週間後だったと指摘、「民放連(の対応)は後手後手すぎる」と述べた。 放送法改正案に盛り込まれた新たな行政処分では、番組捏造に対して、総務相が放送局に再発防止計画の提出を求められるようになる。これについては「(番組に)政治介入することはまったく考えていない。国民に正確な情報を提供してもらうための環境整備が私どもの責任だ」と述べた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070409-00000111-yom-bus_all