高校生1万人署名活動:「歴史認識の共有から」高校生ら訪韓報告 /長崎
核兵器廃絶を求める署名を集めて国連に届けている「高校生1万人署名活動」実行委のメンバー6人とOB1人が3月29~31日、韓国・釜山市を訪れ、8日、長崎市の県教育文化会館で報告会を開いた。
実行委による訪韓は5回目だが、今回初めて地元の高校を訪問し、韓国の高校生たちと交流した。訪韓中は4人の在韓被爆者から被爆体験を聞き、地元の高校生らと一緒に釜山駅前で署名活動も行った。韓国滞在中の署名は832人分に上ったという。
報告会で、長崎西高2年の草野昂志郎さん(16)は「歴史認識を共有しなければ本当の親ぼくにはならない。僕たちはもっと日本の加害について勉強しなければならないし、韓国の人たちには原爆の被害や核兵器の恐ろしさを知ってほしいと思った」と語った。
また、長崎商高3年の中村志保さん(17)は、広島で被爆し原爆後遺症に苦しむ朴舜宗(パクスンジョン)さん(87)からかけられた「少年よ大志を抱け」の言葉を紹介し「戦争のない世界を作るために、私たち若い世代に頑張ってくださいと言っていると受け取った。この言葉、志を持って今後の活動に生かしていかなければならないと思った」と話した。【徳野仁子】
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagasaki/news/20070409ddlk42040227000c.html
>歴史認識を共有しなければ本当の親睦にはならない
主張はかなり似ているのに、目指す方向が真逆なのは何故だろう。