係長、教頭の女性登用35%以上…新潟市長の公約に悲鳴
「市の係長と、小・中学校教頭の女性登用率を35%以上にする」。新潟市の篠田昭市長が11月の市長選で掲げた公約に、担当課から「いきなり大幅アップさせるのは厳しい」と悲鳴に近い声もあがっている。篠田市長は「最後の最後まで努力してほしい」と叱咤(しった)激励するが、成否はいかに…。
市係長の女性割合は今年4月現在、22・2%。市立小・中学校の教頭は5月現在で10・6%にとどまり、目標の35%との差はかなり大きい。
篠田市長は、女性団体との懇談会で「合併地域は支所などを離れたくない人が多く、対象年代の女性が少ないのが課題だが、達成できるよう人事課に督促していきたい」と意欲をみせる。
さらに、篠田市長は政令指定都市移行に伴い、市教委に人事権が移譲され、教頭登用試験を実施できることになることも、女性割合の向上に寄与すると期待している。「これまでは全県1区の異動が負担で、能力がありながらあきらめていた女性が相当いるのでは。35%をかなり上回る結果になる予感がする」と楽観的な見方を示す。
市長の見通しに対し、人事課は「年代によっては女性が少ない層があり、30%はともかく35%は厳しい」とホンネを漏らす。
市教委教職員課も「女性の管理職希望者はもともと少ない。これから頑張って受験者を増やさなくては…」とため息を漏らしているのが実情だ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/32795/
単純に数の問題では無いと思うのですが。
そもそもすべての女性が管理職になりたいわけでもなく、もともとの採用者の割合が低ければ管理職になれるだけのスキルをもつ女性も足らないだろう。
こういうフェミニズムはどうなのかなあ…