麻生外相、集団的自衛権の行使に前向き特集自民総裁選
自民党総裁選に出馬表明した麻生外相は24日、読売新聞などのインタビューに応じ、政府の憲法解釈では行使できないとされる集団的自衛権について、「あるが、使えないというのはよく分からない。法律を守って国が滅びたら、順番が違う」と述べ、憲法解釈の変更などで行使を認めることに前向きな考えを示した。
麻生氏は「インド洋で米国の鑑船がテロに襲われたら、自衛鑑は襲った人に反撃できないのは、おかしい。自分が襲われたら助けてもらうのに、同盟国の船は勝手にやって(との姿勢)で国際社会に通用するか」と述べ、現在の政府の憲法解釈に疑問を呈した。
北方領土問題に関しては、「(日露)双方が痛み分けにならないと(解決は)難しい。最後は政治決断だ」と述べ、一定の妥協が必要だとの認識を示した。
靖国神社のあり方では、神社を非宗教法人とする必要性を改めて指摘したうえ、「(首相になったら)この問題の解決に全力を挙げる。誰でも(参拝に)行けるようにするのが政治の仕事だ」と強調した。
総裁選で安倍官房長官が優位な情勢については、「派閥次元で(情勢が)安倍晋三に決まり、勝ち目がないからと皆が降りたら、自民党は終わりだ。誰かが戦わなくてはいけない。(自分にも)勝機は十分にある。中央の票より地方の票(が期待できる)だろう」と語った。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060824ia21.htm
>「あるが、使えないというのはよく分からない。法律を守って国が滅びたら、順番が違う」
私もそう思う。