【テポドン2号】「日本の右傾化加速させる可能性も」
発射は米日MD体制強化の口実に(下)
▲日本の軍備拡大を刺激
北朝鮮のテポドン2号の発射をめぐる問題は、北朝鮮の意図とは裏腹に、日本に対してもタカ派に口実を与えるとの分析が多い。
テポドン1号が打ち上げられる前、日本のMD推進は「集団自衛権」を禁じている日本憲法に反するとの指摘により歯止めがかかっていた。しかし、北朝鮮が1998年に発射したテポドン1号が日本上空を飛び越え、太平洋に落下すると世論が急変した。
日本は直ちに翌99年から米国とのMD共同開発に取り掛かった。国防研究院の白承周(ペク・スンジュ)北朝鮮研究室長は「日本の右傾化傾向を加速化させ、軍備拡大に利用される可能性がある」と指摘した。
韓国政府の当局者も「テポドン1号の打ち上げが日本の自衛隊を強化し、『普通の国』への転換を促すきっかけになった点を忘れてはならない」と主張した。
米日軍事同盟の加速化をもたらすとの見方もある。米ヘリテージ財団のバルビナ・ファン研究員は今回の事態と関連し、「北朝鮮がミサイル実験を断行すれば、こう着状態にある6カ国協議の再開どころか、米日間のミサイル防衛協力体制まで強化させるなど、北東アジアに否定的な影響を及ぼすだろう」と話した。
一部では、日本だけではなく、中国やロシアなど韓半島(朝鮮半島)の近隣諸国までもが軍備拡大競争に踏み切る可能性もあると指摘されている。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/22/20060622000023.html
そりゃあ、攻撃するぞ!とやれば、それなりの対応を取るのは当然。
まさか怯えてブルブル震えるなんて事を期待していたんじゃあるまいな。