鳥インフルエンザにキムチが効く?
鳥インフルエンザにキムチが効く?
「10年前にはキムチなど食べなかった日本人が、今は韓国キムチのおみやげをうれしいものの1つに挙げます」--。
キムチ専門家である順天(スンチョン)大学韓方薬資源学科パク・ジョンチョル教授は「単純に韓流だからではなく、日本人がキムチの健康上の効能を認めた結果」と説明した。
日本の若い女性はキムチをダイエット食品だと思っている。キムチが体重を減らすのは、唐辛子粉の辛味成分(カプサイシン)が体脂肪の燃焼を助けるからだ。またキムチに入った纎維素がたちまち満腹感を感じさせ、排泄も促進する。日本ではキムチが「健康によく、刺激的で新鮮な漬物として人気なのだ。
国際食品規格委員会(Codex)がキムチの国際規格を決めるなど、韓国の代表食品として浮上した。
一方、宗主国である韓国のキムチ消費量は毎年減少傾向にある。ひんぱんな外食と西洋式メニュー、子供や青少年のキムチ離れによる。最近の中国産キムチの影響はキムチの消費をますます減退させてしまいそうだ。
韓国キムチがどのように健康に有益な食品であるのかみてみよう。
◇がん予防…肝臓がん発生危険50%
動物実験でキムチが肝臓がんの発生危険を半分程度減らしてくれることが明らかになった。この研究を主導した韓国食品研究員キムチ研究団キム・ヨンジン博士は「マウスに2カ月ほど(人で言えば40代の中年になるまでに当たる)少量(人に換算すれば1日90グラム分量)の白菜キムチやカクテギ(大根)を食べさせたところ、キムチの未知の成分が発がん物質を解毒させたり、がん細胞が自ら消えるよう誘導したりするようだ」と推測した。
キムチ中の坑がん成分としてはインドール3カルビノール(白菜)、イソチオシアナート(白菜)、メチル・アリル・トリスルフィド(ニンニク)、カプサイシン(唐辛子粉)などが挙げられる。キムチにはこのような坑がん成分が豊富に入っており胃がん、大腸がん、肺がん、膀胱がんなど肝臓がん以外のがんを抑制するのにも役に立つものと専門家たちは予想する。
◇腸浄化乳酸菌がウイルス菌を殺す
キムチに入っている乳酸菌の作用だ。乳酸菌はヨーグルトなど乳製品にもたくさん入っている。これまではキムチの乳酸菌は大部分生きて腸まで到達することができないと思われてきた。胃で胃酸の洗礼を受ければ生存できないからだ。しかし釜山(プサン)大学キムチ研究所の最近の研究結果によるとキムチを1日 300グラムほど食べれば大腸に乳酸菌が100倍程増加する(キムチを食べなかった人と比べた数値)という。
木浦(モッポ)大学食品工学科キム・インチョル教授は「キムチが酸っぱくなる前にはロイコノストックという乳酸菌が、また酸っぱくなった後にはラクトバチルス(ヨーグルトなど乳製品に入った乳酸菌)が豊富になる」とし「この乳酸菌は腸を丈夫にし、抗菌、抗ウイルス効果をあらわす」と説明している。
インドネシア政府が鳥インフルエンザの予防や治療のために家禽類の飼料にキムチ乳酸菌(ロイコノストック)を添加しようとしているのは、乳酸菌の抗ウイルス効果を期待するものだ。
◇老化防止抗酸化成分が有害酸素無くす
キムチは老化を遅らせることに有用だ。老化の主な原因である有害酸素をなくしてくれるカロチノイド、フラボノイド、アントシアニン、ポリフェノール、ビタミンCなど抗酸化成分が豊富だからだ。
動物実験では肌の老化予防効果も確認されている。キムチ抽出物をマウスの肌に直接塗ったり食べさせたりしたところ肌の老化が遅れたのだ。動脈硬化予防にも有効だ。マウスにキムチを食べさせたら血中コレステロール、中性脂肪の数値は減り、高密度リポタンパク質(HDL、血管健康に有益)数値、大便を通じた脂肪排せつは増えた。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=68664&servcode=400§code=400
O-157に効くとかSARSに効くとか、まあいつもどおりの根拠の薄い妄想記事だけれど、それはそれで置いておいて。
> 「10年前にはキムチなど食べなかった日本人が、今は韓国キムチのおみやげをうれしいものの1つに挙げます」
キムチ以外に土産になるようなものがあるのか!?