<中国兵「百人斬り」>原告の請求を棄却 東京地裁
1937年に中国兵の「百人斬(ぎ)り競争」をしたと報じられ、戦後に処刑された旧日本軍将校2人の遺族が「虚偽の報道で名誉を傷つけられた」として、毎日新聞社と朝日新聞社、柏書房、ジャーナリストの本多勝一氏に計3600万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(土肥章大裁判長)は23日、原告の請求を棄却した。
判決などによると、東京日日新聞(現毎日新聞)は37年11~12月、南京へ向かう途中に2人が競って中国兵を切り倒す「百人斬り」をしたと報道。本多氏は朝日新聞社発行の著書「中国の旅」(81年)や柏書房から発行した共著「南京大虐殺否定論13のウソ」(99年)などで「百人斬り」に言及した。原告は「戦意高揚のため創作された虚偽の記事や記載で、遺族として名誉を傷つけられた」と主張していた。
土肥裁判長は、記事は2人が記者に「百人斬り」の話をしたことが契機となっていることや、百人斬りの真否が歴史的事実として定まっていないことなどから「虚偽であるとまでは認められない」と判断。さらに、毎日新聞社については、提訴が記事掲載から20年を超えていることから、損害賠償請求権が消滅する除斥期間を経過したと認定した。【井崎憲】
▽毎日新聞社社長室広報担当の話 当社の主張が認められたものと理解しています。
>百人斬りの真否が歴史的事実として定まっていない
いや、物理的に100人も切り殺すのは無理でしょ!
どうやったら、こんな報道を信じる気になれるのだろう?
裁判官ですらこのレベルか…
それでも。
沈黙しつづける事は害悪にしかなりません。
他にも捏造報道されているご遺族の方。またはご本人。
歴史に埋没してしまう前に、声を上げてもらいたいものです。